レーザー治療は薄毛に有効?薄毛対策に効く食事とは

薄毛を気にして育毛剤や発毛剤を使っているものの、なかなか改善が見られず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

薄毛治療法には育毛剤や発毛剤など投薬をすること以外に、レーザー治療というものがあり、薄毛に悩んでいる人なら一度は興味を持ったことがある方もいるはず。。

美容外科では薄毛に悩む方のためにレーザー治療を行っているクリニックがあります。レーザー治療にはどのような作用があり、痛みや副作用などはあるのかなど確認していきましょう。

レーザー治療とは?副作用はある?

レーザー脱毛という技術があるので、レーザーは脱毛のために使うイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。そんな中で薄毛に悩んでいてレーザー治療をしようとはなかなか決断しづらいですよね。

レーザーは特定の光を単一波長で発するという特徴があり、その出力(強さ)を使い分けることによって、様々な用途に使用されます。

高出力なレーザーには破壊力があり、手術で使われるレーザーメスはその技術を応用したものです。低出力のものであれば、プレゼンテーションなどをする場面で使われるレーザーポインターが身近でしょう。

レーザー治療は頭皮の真皮にレーザーの波長を届かせて頭皮の血行を良くすることで、毛根細胞の分裂を促進させて育毛効果が期待できるという治療方法です。個人差はありますが、基本的に痛みはないそうです。治療後には、一時的に頭皮が赤くなったり、かゆみが出る方もいます。

薄毛治療はレーザー治療に関わらず、1回ですぐに効果を出すことはできません。効果を感じるまでには何度か通院が必要になることを覚えておきましょう。

薄毛治療の外来の流れは

受診する医療機関により違いはありますが、薄毛治療のための外来ではどのような流れで進められるのでしょうか。

まずは、カウンセリングが行われ生活習慣や食生活、ストレスや睡眠時間、飲酒や喫煙、家族に薄毛の人がいるかどうかなど薄毛の原因と関わる項目を確認されます。

また、ホルモン状態や髪、頭皮の状態を細かくチェックして、希望にあった治療法を検討します。

自分で使用ができる低出力レーザー

最近の薄毛治療のためのレーザーは「低出力レーザー(LLTT)」というものも使われます。熱作用を起こさないレベルの弱い出力のレーザーを頭皮に照射し、血行改善を行うことを意図としています。

しかし始まったばかりの治療法であり、まだ脱毛症への適用は見られず、アトピー性皮膚炎の治療では痛みも副作用もなく満足度が75%と高い効果が見られています。

低出力レーザーは個人でも使用することができ、薄毛治療の道具としてレーザー機器が販売されています。自分の髪を切ったり剃ったりする必要はなく、機器のレーザーを頭皮に15分程度照射するだけなので手軽です。ヘルメット型や、ヘアブラシ型など様々なタイプが存在します。

薄毛は血行不良で起こる場合が多いので、レーザー治療により頭皮の血行促進を促すことは薄毛改善のためには有効といえるでしょう。しかし長期的な使用をすることが大切で、効果を実感するまでに最低でも3ヶ月間は必要とされています。

長期的に通院することや、治療費を捻出するのが難しい方は、こういった自宅でも使えるレーザー機器を試してみるのもオススメです。

食事を見直して薄毛対策をしよう

育毛のためには薬を使ったり、レーザー治療をするということだけではなく生活習慣の見直しが必要です。髪の毛を作るためには、身体が正しく働くように栄養バランスを見直していきましょう。

髪の毛を健康的に生やすために必要な栄養素は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」といわれています。

タンパク質を摂取しよう

タンパク質は髪の毛の材料となります。髪の毛に限らず、筋肉や臓器、血液、骨、皮膚など身体の部位の主成分はいずれもタンパク質でできています。

タンパク質を英語でいえば「プロテイン(protein)」ですが、古代ギリシャの言葉が語源となっており「最も重要なもの」という意味があります。つまり薄毛の人に限らず、タンパク質の摂取は人間にとってとても重要なことなんです。

イメージしてみると分かりやすいと思いますが、単純に身体に必要なタンパク質はまずは重要な臓器や筋肉や骨などに使われいき、髪の毛の優先順位はそれらより後回しになってしまいますよね。そのため薄毛を気にしている方はまずはタンパク質不足に注意してみましょう。

一般人に必要なタンパク質量とは

アスリートなど運動をしている人ではなく、特に運動をしていない一般の人であれば1日体重1kgあたりタンパク質1gの摂取が厚生労働省で推奨されています。つまり60kgの人であればタンパク質を1日60g摂るということです。運動をしている人であれば、大体その2倍量が摂取目安となります。

しかし現代の生活では、意識していなければなかなかこの数値はクリアできないかもしれません。肉や魚を一人前(約100g)ほど食べるとタンパク質が20g前後摂取できます。米など炭水化物にもタンパク質は含まれますが、ご飯をお茶碗一杯程度(約150g)に含まれるタンパク質は4~5g程度です。

やはりバランスのよい食事を心がけメニューに主菜の肉や魚などを取り入れたり、畑のステーキと呼ばれる大豆製品を意識して摂取したいですね。

ビタミン・ミネラルを摂取しよう

いくら髪の毛の材料となるタンパク質を摂取したとしても、ビタミン・ミネラルが不足していてはタンパク質の分解や合成が滞ってしまいます。身体の代謝をスムーズにするためにもビタミンやミネラルの摂取はとても大切です。

ビタミン・ミネラルはたくさん種類がありますが、薄毛対策のために特にオススメしたいものはビタミンA、B群、C、E、ミネラルであれば亜鉛とヨウ素です。順番にみていきましょう。

ビタミンA

ビタミンAは皮膚の生まれ変わり、ターンオーバーに関わる栄養素です。肌トラブルの改善や予防に効果がある栄養素として知られています。頭皮においては細胞分裂の正常化に役立ちます。

ビタミンAの不足は頭皮の乾燥を招き、抜け毛やフケの原因となります。ビタミンAが多く含まれる食品は、豚肉、うなぎ、人参、ほうれん草などの緑黄色野菜などです。脂溶性ビタミンなので、炒めるなどして油と一緒に摂取するのがオススメです。

ビタミンB2

発育ビタミンとも呼ばれるビタミンB2は不足すると頭皮環境にとって悪影響です。脂質代謝や糖質代謝にも関わる栄養素なので、薄毛だけではなくダイエットにもよい栄養素ですよ。ビタミンB2が多く含まれる食品は、うなぎ、サバ、卵、納豆、緑黄色野菜などです。

ビタミンB6

また、タンパク質を分解したものがアミノ酸ですが、アミノ酸の代謝に重要なビタミンB6は髪の生成にとても関わります。ビタミンB6はバナナ、ナッツ、卵、キャベツ、大豆などです。

ビオチン

ビオチンもビタミンB群の仲間で、「ビタミンH」とも呼ばれます。タンパク質の合成に大切な栄養素で、卵黄に多く含まれます。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、頭皮や血管を丈夫にしてくれます。抗ストレスホルモンの分泌も促してくれるので、ストレス性の抜け毛にも効果的です。ストレスが多い方や、喫煙する方はビタミンCの消耗が激しいので特に意識して摂取しましょう。果物、野菜に多く含まれます。

ビタミンE

抗酸化作用があり体内の酸化を防ぐ、つまり老化の防止になる栄養素です。老化も薄毛の原因となるので、意識して摂取しましょう。アーモンドなどナッツ類、ごまなどに多く含まれます。

亜鉛

亜鉛もタンパク質の合成や新陳代謝に関わる大切なミネラルですが、現代の食事では不足しやすいです。亜鉛はレバーや牡蠣、豆類などに多く含まれます。

ヨウ素

髪の毛の生成に必須である甲状腺ホルモンの分泌に欠かせないヨウ素。代謝機能に関わる重要なミネラルです。海藻類に多く含まれます。

まとめ

薄毛のためのレーザー治療についてと、薄毛対策の栄養素についてご説明しました。レーザー治療や薬を使用することも薄毛改善のために効果的ですが、身体は日々食べたものからできています。ぜひ食事内容も見直し、薄毛改善をしましょう。