正常なヘアサイクルを知り、AGAを未然に防ごう!

AGAとヘアサイクルの関係性とは

成人の頭髪は約10万本と言われており、髪の毛が生えてから抜け、再度生えるというヘアサイクルを繰り返しています。そして1日の抜け毛の平均値は100本が正常。もしもそれ以上の抜け毛が目立つようなら、AGA(男性型脱毛症)の発症を疑うべきかもしれません。AGAによる脱毛は、ヘアサイクルが乱れる事で発症します。主に男性ホルモンの異常によって引き起こされますが、生活習慣が乱れる事もひとつの要因です。クリニックでの治療も大切ですが、生活習慣も併せて見直すべきと言えるでしょう。今回は、AGAとヘアサイクルの関係性や治療法についてレクチャーしたいと思います。

正常なヘアサイクルとは

ヘアサイクルは主に成長期から退行期、休止期で構成されており、その期間の約9割は成長期で占められています。2年~6年の歳月を有し、その名の通り毛髪が成長する、つまりは伸び続ける期間です。退行期は約2週間と言われ、毛根が縮小し髪の毛の成長具合も下降傾向になります。そして休止期になると、次の成長期に備え髪の毛の活動そのものが完全に停止します。休止期は3ヶ月~4ヶ月を有するとされ、髪の毛が生えることや成長などが全く見込めません。成長がストップした髪の毛は、成長期の初期段階で新たな髪の毛に押し出され抜けていきます。

AGAは髪の成長期が極端に短い

AGAのヘアサイクルは、成長期が極端に短くなることが特徴的です。成長期が短くなれば、へアサイクルの期間も短くなります。要はヘアサイクルを過度に消費することで、毛根そのものの寿命が縮んでしまうのです。そして一度寿命を迎えた毛根からは、2度と髪の毛が生えないという悲しい結末が待っています。冒頭でも述べた通り、この残酷なヘアサイクルに陥る原因のほとんどが男性ホルモンの異常、即ち体質です。ジヒドロテストステロンと呼ばれるホルモンが発生しやすい体質に限り、AGAのヘアサイクルに悩まされてしまうのです。

内側からのアプローチも必要

クリニックでAGAと診断された場合、今現在は脱毛が目立たなくても油断は禁物。体質が原因なので、将来薄毛になることは避けて通れません。AGAの深刻な症状を未然に防ぎたいなら、早期発見の段階で治療を始めた方が得策です。治療は注射や内服薬を用いることがほとんどですが、人によっては生活習慣の見直しを求められる場合もあります。食生活の乱れや、睡眠・運動不足がAGAの直接原因にならなくとも、どれも薄毛に繋がりやすい生活習慣であることは否めません。AGAの治療を効果的に行いたいなら、内側からのアプローチを意識することも必要なのです。