AGAとは。脱毛症ってそもそも本当に治療可能なの?

AGAとは男性型脱毛症のこと

AGAとは男性型脱毛症のこと。男性ホルモンであるジヒロドテストロン(DHT)が毛根にあるアンドロゲン受容体と結びつき、毛母細胞の働きを低下させることから「男性型脱毛症」と呼ばれます。筋肉や骨格を作る男性ホルモンであるテストステロンが、毛根に存在する酵素5α-リダクターゼと結びつくことで生まれる、より強力な男性ホルモンがDHTです。5α-リダクターゼは前頭部や頭頂部の毛根に多く存在するため、前髪の後退や頭頂部の薄毛は、AGA典型的な症状とされています。

体内のDHTの量には個人差があることがわかっており、もともと体内の5α-リダクターゼが少ない人、DHTに反応しにくい体質の人は、AGAにはなりにくいのです。つまりAGAとは生まれ持った体質が主な原因なのですね。

日本皮膚科学会ガイドラインによると、日本人男性の約30%、約1800万人がAGAを発症すると言われています。

体質以外に脱毛症の原因もあるけれど

もちろん体質以外にも薄毛となる原因はあります。運動不足、喫煙による血行不良は頭皮の状態を悪くし、髪の育成に栄養が毛母細胞に届かなくさせます。またアルコールの過剰摂取によって体内の栄養素を消費してしまう、睡眠不足からの血行不良などといったことも考えられます。

生活習慣や頭皮環境の悪化による薄毛ならば、生活習慣を改善し、頭皮環境を整えることで薄毛の症状も改善します。しかし、AGAの原因はこれらとは全く異なるものです。生活習慣や頭皮環境に気をつけても薄毛の症状が改善しない場合は、AGA専門クリニックの受診を検討してみてくださいね。

専門医のAGA治療はどんなものなの?

では、AGA専門クリニックではどんな治療が行われているのでしょうか?まずAGA専門クリニックでは、AGAであるのかどうかを血液検査で調べます。AGAであった場合は、テストステロンが5α-リダクターゼと結びつくことを阻害するフィナステリドなどの薬品を処方し、薄毛の原因を抑制します。

さらに休止状態に陥ってしまった毛母細胞に様々な成長因子を注入することで、再び活性化させ、「発毛」を促し、そして毛母細胞に十分な栄養サポートを行うことで「育毛」を助けます。

AGA専門クリニックでは厚生労働省がその効果を認めた薬品が使用されますから、薄毛治療に高い効果を期待することができるのです。

まとめ

加齢によっても毛母細胞の働きは低下します。年齢を重ねるごとに髪の毛のボリュームが減るのは自然なことですが、AGAは年齢以上に見た目を変えてしまうもの。30代の男性の約20%、20代でも約10%の男性がAGAを発症しており、40代・50代になると30%以上の人がAGAを発症します。AGAの治療は細胞に活性を与えることで行われますから、若いからと言って治療を後送りせず、なるべく症状が軽く、細胞が若いうちに治療に取り組んでほしいと思います。