ヘアサイクルに着目!正常な育毛のメカニズムとは?

そのヘアサイクル、大丈夫?

育毛剤を使用しているのに、なかなか改善がみられない。むしろどんどん脱毛が増えるといった頭髪環境に、長い間思い悩む方はとても多いと思います。そして抜け毛を招いてしまう原因は人それぞれ。乱れた食生活が原因の方もいれば、睡眠不足が原因の方もいます。薄毛に繋がる悪しき生活習慣をひとつずつ見直し、改善に努めることがとても大切です。そしてもうひとつ重要なのが、自身のヘアサイクルを知り、場合によっては専門クリニックを受診するということ。なぜなら、ヘアサイクルの乱れは脱毛に繋がることはもちろん、男性型脱毛症を発症している可能性が高いからです。

正常なヘアサイクルは3つの期間に分けられる

私たちのヘアサイクルは、毛髪が成長する成長期に、逆に成長が止まる退行期、そして新しい毛髪の準備を行う休止期に分類されています。成長期の期間は毛母細胞内で細胞分裂が活発に起こり、4~6年の間にかけて毛髪が長く太く成長します。その後は退行期に突入し、毛母細胞の細胞分裂が弱まる、即ち毛髪の成長が止まる期間が2~3週間程度続きます。そして、古い毛髪が最も抜けやすいとされるのが休止期です。しかし抜け落ちた毛根内では、新たな毛髪が生えるための準備を行っています。私たちの毛髪1本1本には寿命があり、生え代わりを繰り返しているのです。

ヘアサイクルの乱れは脱毛原因に直結する

育毛は正常なヘアサイクルが必要不可欠。そして前述でも述べましたが、ヘアサイクルが乱れることで、脱毛や薄毛の症状に繋がってしまう場合があります。薄毛の症状は壮年性脱毛症や円形脱毛症、男性型脱毛症など様々。またヘアサイクルが乱れる原因は食生活や睡眠不足以外にも、喫煙やストレス、自己免疫機能の異常など数え上げればきりがありません。そして男性の薄毛は男性型脱毛症、即ちAGAが原因であることが多いと言われています。AGAは男性ホルモンに問題があるので、育毛剤など、セルフケアのみで改善することは難しいとされています。

AGA、円形脱毛症の場合は病院へ

AGA、または円形脱毛症を発症している方は、速やかに病院での診察を受け治療を行うことが大切です。AGAの治療法は、脱毛原因の男性ホルモンを抑え、発毛を促す内服薬・外用薬などを用いることがほとんどです。そしてAGAの症状が深刻な方ほど治療期間も長くなってしまうので、なるべく早期改善に努めることが大切です。また円形脱毛症の場合、ステロイド局所注射を使用し、脱毛斑の炎症を抑制。症状によっては、人工的にかぶれを生じさせ発毛を促す、局所免疫治療法を用いることもあるようです。完治までの期間も各々ですが、長い目でじっくり治療に取り組むことが大切と言えます。