AGAとは違う?円形脱毛症の原因・対策について

男女問わず起こりうる円形脱毛症

薄毛・抜け毛の特徴は様々。中年以降の薄毛をはじめ、最近では若年層の間でAGA(男性型脱毛症)も増加しています。しかし突如ごっそりと毛髪が抜けたり、丸い形状の禿げを見つけたなら円形脱毛症を疑うべきです。円形脱毛症は別名「脱毛斑」とも呼ばれ、男性のみならず女性にも発症する可能性があります。また、脱毛斑の形は5パターンに分けられており、それぞれのパターンによって治療法や治療期間も異なります。そして治療を始める前に、円形脱毛症になる原因を特定する事が先決です。これから、円形脱毛症を発症する原因や治療法についてご紹介します。

円形脱毛症のパターンとは?

冒頭でも述べたように、円形脱毛症のパターンは全部で5つ。特に脱毛斑がひとつだけできる「単発型」は、あらゆるパターンの中で最もよく見られる症状です。また、脱毛斑が2つ以上ある「多発方」や、頭髪が全て抜け落ちる「全頭型」、そして体毛まで抜けてしまう「汎発型」など、その症状はとても多様と言えます。そして稀ではありますが、生え際が帯状に抜け落ちる「蛇行型」という症状もあります。単発型に近い軽度な脱毛斑であれば自然に治癒する事も可能ですが、症状が深刻な方はクリニックでの受診を推奨します。皮膚科を受診し、各々に合った適切な治療を受けてください。

原因はストレスだけじゃない

円形脱毛症と聞くと、ストレスが原因だと思われがちです。もちろんストレスを強く感じる事により発症するケースもありますが、実は私たちの体に備わる自己免疫の疾患が、円形脱毛症へと繋がる場合もあるのです。自己免疫には、大気中の細菌や異物を排除する働きがあります。花粉症や動物アレルギーなどを発症した際、くしゃみや鼻水で体を守ろうする重要な機能です。しかし、何らかの要因によって免疫細胞のリンパ球攻撃が発令され、毛包にまでダメージを及ぼす事があります。毛包の損傷と円形脱毛症はイコール。自己免疫疾患は、大量の脱毛を招く引き金になるのです。

円形脱毛症の治療や予防法とは

クリニックにて円形脱毛症であることがわかった際は、ステロイド薬の注射や外用薬などで経過を見ます。症状が深刻な場合は、紫外線治療を用いるケースもあるようです。そして予防法についてですが、ストレスを溜めないようにする事が何よりも重要。また夜型生活など、生活習慣の乱れがストレスに繋がる事もあるので要注意です。自己免疫疾患の発症要因ははっきりと解明されていませんが、推定される傾向としては喫煙や偏食による栄養障害が考えられます。少しずつ煙草の数を減らしたり、栄養バランスのとれた食生活を心がけるようにしてください。