ミノキシジル服用後の初期脱毛は怖くない!

もともとは高血症の治療薬だったミノキシジル

ミノキシジルはAGA専門クリニックでも、たいへん多く使用されている発毛のための薬です。最初は高血症症患者へ、血圧を下げるために使われました。血管を拡張することで血圧を下げる作用のほかに、頭部の血流にも良い作用をすることが発見され、現在は発毛を目的とした処方も可能となっています。頭部の血流がスムーズになれば、髪の毛に必要な栄養分も順調に運ばれるので、育毛にポジティブな効果があるとされているのです。ところが、「初期脱毛が始まることがある」という報告もなされています。なぜでしょうか?

初期脱毛の共通する特徴

ミノキシジルを使った人が脱毛した期間について、ある共通する特徴があります。服用をし始めて10日から18日間くらいで、抜け毛の量が増えたかなと意識する人が多いのです。ただし正常な状態でも毎日100本前後の脱毛はあるので、その程度であればまだ心配する範囲ではありません。「体質に合わないのではないか?」という不安感から脱毛量を誤解することもあります。ただし200本近い脱毛があるのなら、それは脱毛と認めて良いでしょう。しかしそれはヘアサイクルを整える前段階であることが考えられます。もともと乱れていたヘアサイクルを正すための準備期間です。

良い反応であると考えよう

脱毛に悩む患者のヘアサイクルは、不規則で短期的であることがほとんどです。健康な髪の毛であれば、一定のヘアサイクルによって「発毛→成長→成長が止まる→脱毛」を繰り返します。この状態に近づくためにも、ミノキシジル服用後の初期脱毛は必然であるという考えがあるのです。不安定な毛髪を正常に戻すために、一度リセットして、そこから発毛を目指すのかもしれないという説があります。実際にミノキシジル服用後の脱毛したあとをよく見ると、産毛のようなものが確認されることがあり、それらが将来的に髪の毛となる可能性はとても高いのです。

根気強く治療しよう!

ミノキシジルは短期的に効果を出す薬ではありません。数日服用したからといって、すぐに発毛や脱毛するタイプではないのです。また、初期脱毛を副作用と誤解して、服用を自己判断で止めてしまうのもいけません。しっかりクリニックの医師と相談しましょう。もしかしたら産毛が確認されるかもしれないのですから。そこからちゃんと発毛へつながることもあるのです。最低でも3か月は様子を見て、焦らずに発毛を待ちましょう。また、安価だからと個人輸入をするのもやめるべきです。頭皮はとてもデリケート。いたわるように治療してあげましょうね。