円形脱毛症は自然治癒できる?完治までの期間は個人差あり

円形脱毛症は気付きにくい

気付かないうちに現れる円形脱毛症。自分では発見が難しく、家族や友人などから指摘を受けるケースも少なくありません。また、ヘアサロンへ出向き髪を整えるつもりが、担当スタイリストからの気まずそうな申し出により発覚する場合もあります。何れにせよ、本人にとってはとてもショックな出来事です。しかし脱毛斑を見つけた時点で、早急に医療機関を訪ねることが先決。なぜなら円形脱毛症の場合、患部付近の毛髪はとても抜けやすい状態にあるからです。そのまま放置すれば脱毛の量が増えることはもちろん、より症状が深刻化してしまう危険性も否めません。

円形脱毛症の種類について

円形脱毛症と聞くと、丸い円形の脱毛斑、即ち単発型のみを想像されることでしょう。しかしその症状はひとつではなく、単発型が複数現れる多発型や、頭部全体の脱毛に繋がる汎発性脱毛症・全頭脱毛症などが存在します。単発型の場合、人によっては自然治癒し完治することもあります。しかし問題なのは、再発を繰り返してしまうことです。単発型の再発は多発型に繋がってしまい、やがて難治性の円形脱毛症へと進行してしまいます。難治性を発症した場合、長いスパンをかけて治療を行うことに。そしてその治療費用もバカになりません。

難治性の円形脱毛症とは

汎発性脱毛症や全頭脱毛症は、円形脱毛症の中でも最もやっかいな症状と言えます。全頭脱毛症の場合、数ヵ所の脱毛が生じ、やがて毛髪の全てが抜け落ちます。そして症状がひどくなると、全身の毛が全てなくなる汎発性脱毛症へ進行。これらは難治性の円形脱毛症と呼ばれており、年齢に関わらず発症します。後悔、先に立たずとはまさにこのこと。小さな円形脱毛症を放置することは、想像以上の脱毛斑を招く原因になるのです。ちなみに円形脱毛症は、皮膚科を専門としたクリニックで治療が可能。ステロイド注射や、内服・外用薬などを用いて完治を目指します。

持病が発症を招くことも

円形脱毛症の原因は、自己免疫疾患やアトピー素因、ストレスなどが挙げられます。私たちの体は、自己免疫機能によって守られています。しかしその機能に異常が生じてしまうと、身体の一部分、即ち毛根を攻撃対象にしてしまうことがあるのです。またアトピー性皮膚炎や気管支炎になりやすい方は、アトピー素因を持っている可能性が大。そしてアトピー素因を持つ方の実に40%以上が、円形脱毛症を患う傾向にあると言われています。自己免疫疾患やアトピー素因が原因だと、完治までに時間を要しますが、ストレスの場合、精神的負担を取り除けば早期に自然治癒することもあります。