自分では気付きにくい?円形脱毛症の症状・特徴について

初期症状がわかりにくい円形脱毛症

男女問わず発症する円形脱毛症。その名の通り脱毛斑の疾患ですが、初期症状がわかりにくいという特徴があります。行きつけの美容院で円形脱毛症が発覚し、ショックを受ける方も少なくありません。円形脱毛症の原因は、精神的ストレスによる影響や遺伝が考えられますが、発症する前は必ず「前触れ」があります。最近ではAGA(男性型脱毛症)を改善するためのクリニックが増えていますが、円形脱毛症となると話は別。治療法が異なる場合もあるので、まずは皮膚科での診察を推奨したいところです。これから、円形脱毛症の初期症状や治療法についてご紹介したいと思います。

円形脱毛症の前兆とは

円形脱毛症と聞くと、誰もが10円玉程度の脱毛斑を思い浮かべるのではないでしょうか。しかしその症状は様々で、眉毛や体毛が全て抜け落ちてしまったり、頭部全体に脱毛が広がるなどの個人差があるようです。円形脱毛症の前兆はわかりにくく、前述でも述べたとおり他者に指摘されるケースが多いと言われています。しかし発症前は、気管支炎やアレルギー鼻炎などを患っていたり、爪の表面がデコボコするなどの傾向が見受けられるようです。また、アトピー性皮膚炎の体質に悩まされる方も、円形脱毛症になる可能性が高いと言われています。

抜け毛は大量でも痛みはナシ

円形脱毛症の進行は、抜け毛で確認できる場合がほとんどです。しかし一般的な抜け毛とは違い、一度に多くの毛量が抜けてしまうことになります。起床時、枕に数本以上の抜け毛を発見したり、髪を洗った際に大量の抜け毛が目立つようなら、円形脱毛症が進行している可能性が高いと言えます。また、ごっそり毛髪が抜けることから、痛みなどを想像されるかもしれません。しかし、頭皮に赤みや痛みが生じることは皆無。脱毛斑の周りの毛髪を引っ張ると、するすると簡単に抜け落ちてしまいます。円形脱毛症は、肉体よりも精神的な苦痛を強いられるケースが多いのです。

完治までの期間は個人差がある

円形脱毛症の症状が現れたら、速やかに皮膚科を受診し治療を開始してください。治療法はステロイド局所注射や軟膏、飲み薬を用いることがほとんどです。治療が順調に進むと脱毛斑の毛穴が見えたり、細く短い毛が生えるなどの傾向、つまりは回復期が訪れます。また、完治までの期間は人それぞれ。1年以内に完治するケースもあれば、複数年の時間を要することもあるようです。円形脱毛症とは言っても全頭型、即ち髪の毛が全て抜ける症状も存在します。脱毛斑の範囲が広ければ広いほど、治療期間も長期になる可能性が高いと言えるでしょう。