ヘアサイクルとAGAの関係

この薄毛、もしかしたらAGA?

AGAとは、男性型脱毛症のことです。成人した男性に多くみられる症状で、日本では約1300万人の方がAGAで悩まれているとされています。20〜30歳代の若い世代で発症する若年性脱毛症、40〜50歳代で発症する壮年性脱毛症の2つに大きく分けられます。状態は人それぞれですが、思春期後におでこの生え際などが薄くなったと実感があった方はAGAの可能性が高くなるとのことです。家族からの遺伝や生活習慣などの様々な要因がありますが、大きな原因として挙げられるのが髪の毛が成長する流れ「ヘアサイクル」の乱れです。

ヘアサイクルの乱れとは

ヘアサイクルは3段階に分かれています。まずは2〜6年間続く「成長期」。新しい髪の毛が生え、その名の通り活発に成長をして伸びていきます。次の段階は2週間の「退行期」。徐々に髪の毛の成長が鈍る期間です。最後の段階は、3〜4ヶ月の「休止期」。完全に髪の毛の成長が止まり、抜けるのを待っている期間です。このヘアサイクルが乱れると、成長期が短く休止期が長くなってしまいます。つまり、髪の毛の成長する期間が短くなって抜け落ちる期間が長くなるため、伸びる髪の毛よりも抜ける髪の毛の方が全体で多くなってしまうのです。

頭皮環境を改善してヘアサイクルを正常に

ヘアサイクルが乱れる原因として、頭皮が健康な状態でなくなっていることが挙げられます。まずは頭皮環境を整えましょう。はじめに生活の見直しから。栄養バランスの整った食事を摂りましょう。また、睡眠をきちんと取ることも重要なポイントのひとつ。睡眠不足になってしまうと、体内の血液の流れが悪くなってしまうと言われています。髪の毛は血液から栄養を受け取って成長しますが、その流れが悪くなってしまうと当然栄養分も行き渡らず、髪の毛が育ちにくくなる原因となります。ストレスを溜めないこと、頭皮マッサージも頭皮環境改善に◎です。

男性ホルモンもヘアサイクルに影響が

ヘアサイクルが乱れる一因とされるのが男性ホルモン。男性ホルモンはある酵素と関わるとDHTというホルモンに変化します。このDHTは髪の毛に対して抜けるようにと信号を出してしまうのです。こちらに関してはクリニックでの治療が効果的とされています。代表的な薬が「プロペシア」と「ミノキシジル」。プロペシアは男性ホルモンがDHTに変わってしまうきっかけになる酵素の発生を抑えます。ミノキシジルは血管拡張作用によって毛根に栄養分が行き渡りやすく促してくれるのです。ヘアサイクルを整えて健康な髪の毛を手に入れましょう。