なぜヘアサイクルは乱れてしまうのか?

順調なヘアサイクルのしくみ

髪の毛は1本ずつ「生える」「抜ける」「また生える」と、繰り返します。これをヘアサイクルと呼びます。ヘアサイクルは「成長期(髪が生えて伸びる)」「退行期(成長が鈍る)」そして「休止期(抜け落ちる)」の三段階に分けられます。この順番を経て、頭髪が保たれるわけです。健康な頭髪であれば、9割程度が成長期の段階にあるので、シャンプーや多少の刺激があっても全体的にはあまり影響はありません。ただし「退行期」「休止期」の髪の毛が増えてしまうとAGAと呼ばれ、地肌が目立つように見えてしまいます。ヘアサイクルは順調であるほうが良いでしょう。

ヘアサイクルには上限がある!

人間の生涯において、ヘアサイクルは約15回繰り返すと考えられています。正常な状態であれば、約6年で1回の周期を終えます。

しかし加齢によってヘアサイクルの期間は短くなるため、結果的に成長期の髪の毛がだんだん減り、退行期と休止期に至るほうが増えてしまうのです。結果的に頭髪全体量が減少することになります。

さらにAGAになってしまうと、髪の毛の成長期が短くなってしまいます。このため、AGAの治療は早いほうがいいでしょう。人間のヘアサイクルの回数に限りがあるので、その期間内でないと回復の見込みが減ってしまうからです。

ヘアサイクルが乱れる原因について

髪の毛はとてもデリケートです。その人の体質や状態を示すイメージと思ってみてください。ヘアサイクルが乱れる原因として挙げられるいくつかの例があります。「加齢」はもちろんのこと「ストレス」「生活習慣」なども髪の毛の成長期を妨げるものだと指摘されています。食事と睡眠は特に意識しましょう。塩分や油分の多い食事を続けないように、考えてみると良いですね。そして、メンタル的に気分を害するものに心当たりがあったら、ストレス発散方法を見つけてください。「合っていない頭皮ケア」もヘアサイクルが乱れる原因となります。

正しい頭皮ケアでヘアサイクルを正しくしよう

シャンプー選びは慎重になってください。例えば、フケの多い人なら「しっとり」シャンプーにしましょう。逆に脂性であれば「さっぱり」シャンプーにするなど、体質に合ったシャンプー選びが必要です。敏感肌であれば、薬剤師か医師に相談してシャンプー選びをしてくださいね。また、育毛剤についても同様です。入手簡単だったからという理由で適当な育毛剤を使ってしまうと、きちんとした効果の判定が難しくなります。育毛剤は専門医に見立ててもらうほうが安全です。限りのあるヘアサイクル。しっかり対応して、長く美髪を保ちたいものです。